国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2009.6.23 火曜日

いろいろ分けられているのです

馬の世界といっても、その内容はいろいろ。

我が校の生徒達も将来に対する夢は様々です。

そんな志望が違う生徒達が、普段学校でどのように授業を受けるのか。

あらためて授業についてご説明したいと思います。


まずは基本の班分け表です。
これに沿って授業内容など組み立てられます。
クラス編成
A班…高校課程1年生 <騎手課程>
・高校課程1年生。
 騎手を目指す生徒たち。

B班…高校課程1年生 <インストラクター 厩務員課程>
・高校課程1年生。
 騎手以外を志望する生徒が入ります。

C班…高校課程2年生
・高校課程2年目の生徒。
 騎手志望も厩務員志望も2年生はここ。

D班…専門課程
・高校などを卒業している生徒。いわゆる一般課程。
 騎手・厩務員・生産・育成・インストラクターなど志望はさまざま。

E班…専門課程
・一般課程。
・この班は全員が厩務員志望の生徒だけです。



お次は土日当番表
上記の班とは全く別の分け方です。
この班を組み合わせ、交代で土日の当番にあたります。
土日当番表
1班 …騎手班。1・2年生関係なく騎手志望の生徒は全てここ。
2班 …女子はこの班です。班長だけは2年生の男子です。
3班 …高校課程2年生と専門課程の生徒。
4班 …高校課程1年生の男子。




こうした班分けに基づいて時間割が組まれます。




もちろんその日の天候や馬場状態で、臨機応変にスケジュール調整しています。
どうでしょう。
生徒たちはこうして日々を過ごしているのです。




では本日の様子。

本日の午後は、特別講義です。





講師の大坂先生。
ホワイトボードに図解しながらも、やはり乗馬の技術は文字や言葉では細かいニュアンスは伝わりません。
身振り手振りでとても丁寧に教えて下さっています。





生徒はみな真剣。
今日学んだことは全て、将来必ず必要になってくること。
しっかり覚えておきましょう。




講義のあと、騎手班は学科の試験がありました。
競馬学校の受験に必要な科目のテストです。




その他の班は馬場を3つに分け、3人の先生がそれぞれレッスンです。




最近の雨で馬場は少しぬかるんでいますが大丈夫。
緊張感をもってレッスンを受けています。




最後は学科試験が終わった騎手班の実技試験です。
次々に出される大西先生の指示・号令に合わせて、今まで学んだ乗馬技術を披露。
緊張しています。





採点する校長先生も真剣な眼差しです。
この実技試験の結果によって、これからの生徒一人一人の方針が決まるのですから。
8月にJRA競馬学校一次試験を迎える騎手を目指す生徒には、ゆっくりしている時間などないのです。

カテゴリー:

3件のコメント

  • 馬好き より:

    班もそれぞれ別れてますね★
    班行動をするときはみんなで協力をすれば大丈夫!!
    これからも、授業のほかにもたくさんがんばってください。

  • 匿名 より:

    久しぶりに、しっかりとしたブログ・・・ 
    うれしく、ありがたいです。

    改めて、『へ〜、このように班分けされたてるんだ』
    と理解いたしました。

    我が子はこの班で、この子達と一緒なんだ。
    よく聞く名前の子はこの班なんだな〜と・・・

    入学希望されている子供さんや、その保護者の方もご覧になられていると
    思います。

    生徒観からのブログももちろん楽しく・嬉しいです。
    学校側からの更新も、随時よろしくお願いいたします。

    保護者は、ブログが毎日の楽しみですから〜・・・。

    騎手班の生徒さんは本当、追い込みですね。
    先生方・生徒の皆さん、力いっぱい、全力頑張ってくださいね。

    厩務員・インストラクター班のみなさんも、頑張ってください。
    応援しています!!!

  • 管理人 より:

    >>馬好き さん
    班行動は協調性や他者への思いやりが養われますよね。
    仲間と協力し、助け合って進んでいってほしいですね。

    ただし!班行動には連帯責任がつきもの。
    生徒たちには自覚と責任感をもって頑張ってもらいましょう。

    >>名無し さん
    保護者の方ですよね。
    少しはお役に立てたようで嬉しく思います。

    そうですよね。
    お子さんの口から聞く仲間の名前、聞いていてもどういう関係か、
    何故その子と親しいのかわからないですものね。

    日々の様子の他に基本的なこと、やはり環境が一番心配でしょうね。
    どんな日常なのかなるべく詳しく記していきたいと努力致します。

コメント投稿

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。