国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2009.7.27 月曜日

可能性は無限大

夏休みのために、生徒が2/3ほどの数になっている学校。
残った生徒たちも、週末になると交代でお休みなので、土・日曜日は少し寂しくなります。

けれどいなしき乗馬スポーツ少年団が始まった先週は、新しいメンバーが加わり楽しい週末となりました。


では週末の様子をどうぞ。

馬に乗る前に篠原先生が、曳き馬のやり方や綱の持ち方などを丁寧に説明。

中学校2年生のKくん。競馬のジョッキーを目指しています!


それじゃ、1人でやってみよう!

おっとっと。 気をつけないと、足を踏まれてしまいます。
馬は想像以上に大きいので、扱いは慣れるまで大変なのです。


そしていよいよ騎乗です!

先にKくんが騎乗するので、その間。

小学校1年生のYくんは馬上体操の練習ですか♪Yくんの夢もジョッキーです!


・馬のリズムに体が慣れること

・動いている馬の上でも、バランスをとっていられること


まずはこの2つを目標に、始めましょうか。

と、気付いたら。

Kくん、たった10分でこんなことまで!バランス感覚が良いのですね。


駈歩をしてる馬の振動に上手く合わせ、横向きに乗ったり、後ろを向いたり。
その身軽さ、恐怖心に勝るチャレンジ精神には、先生方もびっくり。


お待たせ。Yくんも騎乗します。

ボール遊び?いえいえ、これも立派なレッスンの一つです。
頭で考えるよりも、身体で馬のリズムを覚える為に、わざと他の事に意識をそらせるのです。

「じゃ、手を離してバランスをとってみようか。」

ばんざーい。  大西先生が支えながら騎乗してくれました。

笑顔が絶えることなく終了した、レッスンの時間。
最後には馬や、馬具のお手入れもします。


Kくんも。

Yくんも。
最初から最後まで熱心に取り組む姿が印象的でしたよ。


特にKくんは宿泊参加だったので、いろいろな作業を経験します。
日が暮れる時間まで、生徒と一緒に頑張っていました!

慣れない竹ほうきで厩舎を掃除したり。

馬に干草をあげる作業も。

障害に使う横木も1人で持ち上げ。その一生懸命さに心打たれました。


また来週ね!皆で楽しみに待っていますよ!




そして今日から、騎手になりたいと考える中高生を対象とした、夏季合宿がスタートしました!

オリエンテーション後、神谷先生が講義を行いました。
馬の生態、馬を扱うときの注意点などを頭に入れます。
馬について学んだところで、外に出ましょう。


次の時間は、実際に馬を馬房から出してきて、曳き手(綱)を繋ぐ手順、方法を学びます。
校長先生が曳き手の結び方などを説明します。
こういうことを一つ一つ素早く、そして正確に出来るように練習しましょう!


昼休みが終わり再び集合した、騎乗レッスン前の生徒たちの前で自己紹介。

「よろしくお願いします!!!」




最後は騎手班の生徒たちとともに、体力トレーニングにも参加しました!


今でこそ軽々とこなせることばかりですが、最初は出来ないこともあったのですよ。
ね、騎手班のセンパイたち♪

例えば懸垂。
昔の子供はわりと当たり前に出来たことですが、最近では「した事がない。」と言う子が増えました。
では、合宿生のみんなはどうでしょう。

目指すは10回です!


なかなか体が持ち上がらない…頑張って!


お、しっかりアゴのところまで上がって、イイですね〜。

合宿生も騎手班も、お互いが騎手を目指すライバルであり仲間でもあります。
この合宿で何かを得てくれることと信じています。

少年たちは何かのきっかけ一つで、驚くほどの成長を見せてくれるものですからね。


ほんの3ヶ月前。
入学したての頃は肌の色も白く、いかにも10代らしい幼さやあどけなさが残っていた生徒たち。
それが今や、真っ黒に日焼けし体力もついて、堂々と馬を扱っています。
ほんの僅かな期間でここまで逞しくなるものかと、大人たちは毎日、驚きと喜びの気持ちで見ています。

それも全て夢を叶えるという気持ちがあるから、ですよね。
その気持ちが生徒の、心身ともに成長させる源となっているのでしょう。

少年たちの未来への可能性に、限りなどありません。
がむしゃらに、真っ直ぐに、自分の信じる道を歩んでいってほしいと思います。


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1件のコメント

  • ヴィクトリー より:

    始まりましたね・・・  少年団・夏合宿
    参加のお子さんたち、ここで何かを見つけ出して欲しいですね。

    本当、3ヶ月前までは初々しかったのに、夢に向かって行く子供たちは
    自慢の子です。

    騎手班の生徒さんは1ヶ月切りましたね。
    モチベーションをあげて、悔いの無いよう全力出し切ってくださいね。

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