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競走馬の世話をする厩務員は、競馬会を支える、非常に重要で魅力的な職業です。
厩務員になるために必要な経験は、国際馬事学校で学ぶことができます。
厩務員のお仕事
厩務員は、調教師が経営する厩舎（きゅうしゃ）で競走馬の世話をし、
厩舎に住み込みでの勤務が一般的です。
JRA（日本中央競馬会）の厩務員は、美浦及び
栗東トレーニング・センター（トレセン）で勤務することになります。
厩務員は馬と密接で、担当馬のすべての世話をし、
その馬の最高の状態でレースへ送り出すお仕事です。
馬に対する愛情や馬に接する喜びを常に感じられる、
やりがいのある仕事といえるでしょう。
具体的な仕事内容
- 馬房（馬の部屋）の掃除
- 馬の健康管理
- 飼い葉（馬のご飯）を与える
- 調教（馬のトレーニング）の準備と準備運動（ウォーミングアップ）
- 調教（馬のトレーニング）後の整理運動（クーリングダウン）と
馬の手入れ
※競争開催日の前後に馬につきそって出張する場合もあります。
※馬の調教は騎手や調教助手が行いますが、厩務員も資格を取得すれば行うことができます。
（調教を行うことができる厩務員を調教厩務員、または持ち乗り厩務員ともいいます。）
厩務員の給料・年収
年収に加え、担当している馬がレースで活躍すると賞金の5％が厩務員に支払われるので、この平均年収を大きく上回ることがあります。
※厩舎によっては所属馬の賞金を一旦プール（蓄える）して、月々の総賞金を全ての厩務員、調教助手などで均等に分けるケースもあります。
将来的に調教助手、調教師とステップアップしたい人も、
厩務員から始めるのが一般的です。
厩務員の主な収入
- 厩舎で馬の世話をすることで得られる調教師からの給料
- 担当馬がレースで勝利したときに得られる収入
厩務員になるには??
- JRA（日本中央競馬会）の競馬学校厩務員課程を
修了して、日本調教師会が行う厩務員試験に
合格する必要があります。
- 競馬学校厩務員課程を修了する必要はありませんが、
厩務員試験に合格する為には、
馬の飼育知識・乗馬経験などが求められます。
どちらにせよ、厩務員は担当した馬のことを誰よりも理解しなくてはならない職業のため、
馬の知識、乗馬経験、牧場生活経験が必要となります。
JRA（日本中央競馬会）競馬学校の厩務員課程の募集要項（平成21年度）
- 入学時の年齢が28歳未満の人
- 体重がおおむね60kgを超えない人
- 入学時に中学校卒業以上の学歴の人
- 業務を行うのに著しく障害のない健康状態の人
- 牧場経験及び乗馬経験の合計が2年以上あり、
牧場における競走馬・育成馬騎乗経験が
1年以上ある人
などが条件となります。
厩務員になるなら国際馬事学校へ
- 馬の世話から、馬との付き合い方・取り扱い方など
厩務員に必要不可欠なものを学べます。
- 元JRA関係者を含む経験豊かな競馬界のスペシャリストたちが、多くの生徒が目標に掲げる難関のJRA競馬学校入学まで支援します。
- 厩務員への道を進みながら、高卒資格も取得できます。
中学卒業生はもちろん、高校在学中の転入・編入、
中途退学者の方でも再入学が可能です。
※高等学院コース（3年）のみ
親御さんも安心のサポート
国際馬事学校は、全寮制総合学校として茨城県に位置しています。
広大な牧場、多数の馬、そして穏やかな自然が有り、
馬と触れ合う『学習の舞台』としては絶好の場所です。
国際馬事学校では、大切なお子様をお預けいただく親御さんへの配慮として、下記のサポートを行っています。
また、体験入学・見学も随時受け付けております。ぜひ実際の『馬との学習の場』を体験してみてください。
学校内を見るだけ・お話を聞くだけでも大歓迎です！
宿泊のご用意もさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
