当校では、全国から様々な馬業界の求人情報を直接集め、管理しています。
これにより、通常の求人情報ではわからない、雇用者の考え、理念や方針、具体的な業務内容、職場の雰囲気などを把握し、
生徒一人一人の希望や個性に合った進路を「進路カウンセリング」をしながら、一緒になって考えます。
そして、生徒が興味を持っている職場へのインターンシップを実施することで、なりたい職業に就くために何が必要か、
身を持って体験し、夢へと近づく足掛かりを作っています。
騎手や厩務員を目指す生徒に対しては、海外留学の環境も整えており、
ドイツ・オーストラリアといった一流のホースマンが集まる場所で学習をすることが可能です。
競馬が伝統であり文化とされている国で、本場の馬術を学ぶことにより、騎手やトラックライダー、
厩務員の資格等を取得するのに有利になります。
また、自然に英会話も身に付くので、将来仕事の幅も広がります。
留学までに、当校でしっかりと基礎馬術を学ぶため、留学先でもスムーズに技術を吸収していくことができます。
騎手は、レース(競馬)で勝つことを目指して競走馬に騎乗する役割を担います。
また、レースのない日は、トレーニングセンターにおいて、競走馬の調教をします。
競馬ファンからも注目されることが多い、花形の職業です。
騎手になるための詳細は、こちらをご覧ください。
厩務員は、競走馬の管理責任者ある調教師のもとで、担当馬の世話をし、
馬が最良の状態で、レースに出走できるようにします。
具体的には、寝藁の交換、馬の手入れ、飼いつけ(馬にご飯を与えること)などを
毎日行い、レースの日には、担当馬とともに競馬場に行き、鞍をつけたり、
パドックで馬を引いたりします。
厩務員になるための詳細は、こちらをご覧ください。
調教師は、トレーニングセンター内において、主催者から与えられる
一定数の馬房を使って、馬主から預託された競走馬を管理し、
レースに出走させる役割を担います。
自身の管理馬がレースに勝利することで、
様々な人たちと喜びを分かち合える素敵な職業です。
調教師になるための詳細は、こちらをご覧ください。
生産牧場は、主にサラブレッドの繁殖を行う牧場で、繁殖牝馬の健康を保ち、
種付け、妊娠、出産を成功させ、生まれた仔馬が離乳して育成牧場に行くまでの間、
仔馬を育てる役割を担います。
普通に生活していてなかなか見ることのできない馬のお産に立ち会うことができ、
可愛い仔馬に触れる機会も多く、魅力たっぷりのお仕事です。
育成牧場には、生産牧場からやってきたサラブレッドを馴致して競走馬として
育てる育成牧場と、現役競走馬の休養や調整を行う休養牧場の2タイプがあります。
育成牧場
育成牧場では、生産牧場から来た仔馬が、競走馬となるための、騎乗馴致や調教を行う役割を担います。
初めは、鞍などの馬具を装着することに慣れさせ、それから人が跨って、歩いたり、走ったりできるように
騎乗馴致をしていきます。
騎乗馴致が終わると、実際に競走馬としてデビューするための調教に入り、必要なスタミナとスピードをつけ、
レースに出走できる体力作りをしていきます。
育成牧場の仕事には、未知なる可能性を秘めた若馬を調教できるという、魅力があります。
休養牧場
休養牧場では、厩舎から現役競走馬を預かり、休養をさせた後、調教をして再び厩舎に戻す役割を担います。
現役のオープンクラスの馬などに乗れる機会もあり、トレセンの近くにあることが多いことから、
将来厩務員を目指す場合にもお勧めです。
乗馬を学びにきたお客様に対し、馬の扱いなどの基本的な知識から、
高度な馬術まで教える仕事です。
ただ馬に乗るだけではなく、接客という要素があるのも魅力の一つです。
また、プロの馬術選手という選択肢もあります。
テーマパークや観光用牧場などで、簡単な乗馬を教え、馬の世話をする仕事です。
乗馬インストラクターと比較すると、馬術を教えるというよりは、
馬に乗る楽しさを教える接客がメインの仕事となります。
家族連れが訪れることも多いので、子どもが好きな人や人を楽しませることが
好きな人に向いています。
当校で習得した馬術を生かして、大学のへ進学し、馬術部に入り、
さらに馬術の技術を磨く道もあります。
馬術を学びつつ、大学卒業資格を得ることができるので、
将来、仕事の選択の幅が広がります。
当校では、就職率を上げるために、生徒の意に反して就職を斡旋することはいたしません。
あくまで「卒業後、どう活躍できるか」に重点を置いています。
馬と関わる特殊な世界だからこそ、卒業生が安心して思い切り活躍できる場を一緒に探し、提供することが、
職業訓練校である私たちの存在意義だと考えています。
精一杯馬学に専念できるよう、当校が責任をもって求人案内をご提供します。
ですから、安心して当校で学び、夢を追いかけて頂ければと思います。