美浦トレセンで学ぶ!馬との信頼関係と調教馴致
こんにちはヾ(*´∀`*)ノ
前回のブログで少しお伝えした通り
続々と美浦トレーニングセンター内に
入っていく生徒たち。
国際馬事学校から美浦トレセンまでは
車で10分程ととても近い為、
こうして年に何度もお邪魔しています。
実際にトレセン内で働いている騎手や調教師、
厩務員や診療所職員の方達からお話を聞いて、
日々の学校生活や騎乗で活かしています(*^_^*)
そんな生徒たちの学びの場として
いつもお世話になっている美浦トレセン。
今回は、
茨城県馬牧場防疫協議会が主催する
講演会に参加させて頂いた時の様子を
お伝えしたいと思います♬
講演の内容は
「馬との距離感と条件付け」
「JRA育成馬の馴致法(ブレーキング)」
一つ目「馬との距離感と条件付け」では
昨年に引き続き、
D-J RANCH(ディーバージェー・ランチ)から
持田裕之先生が講師として参加してくださいました!
今回も生徒たちが
馬のモデルになっていますね(o^^o)♪
T君が頭から前肢役、Sさんが胴体役、S君が後肢役です。
「馬は距離の動物である」と
講演中に何度も仰っていた持田先生。
人が人のパーソナルスペースを決め、
その外側で馬とのコミュニケーションを求める事。
馬が思い通りに動かない時は
指示(または扶助)を強くするだけでなく
別の感覚(視覚、聴覚等)に訴え、
一番結果を生むやり方を探す事。
人が馬に指示を出す時の条件を変えない事。
馬が人との約束事を受け入れたら
プレッシャーからの開放をしてあげる事、等々
乗用馬、競走馬に関係なく
馬という生き物を取り扱ううえで
大変ためになるお話ばかりでした!
最後に、
持田先生が実際に馬の調教をされている
動画も見せて頂きました。
ナチュラルホースマンシップに従い
人と馬との信頼関係がきちんと築けると
こんな事もできるようになるんですね♬
続いて
「JRA育成馬の馴致法(ブレーキング)」では
美浦トレセン競走馬診療所防疫課の
山崎洋祐先生が講師を務めてくださいました!
騎乗馴致(ブレーキング)とは
今までの野生生活をブレイク(壊す)して
人間との生活の中で約束事を構築し、
人や馬具、環境に慣れさせていく事を言います。
馴致と言っても、ただ馬に乗って調教をするだけではなく
曳き馬や駐立、手入れや裏掘りなど
人が触ったり乗ったりする事に対して
馬を慣れさせる必要があるそうです。
馬の成長速度によって、馴致のスピードも変わりますし
ハミひとつでも、その馬の
調教進度に合った種類を探して着けているそう。
普段なら知ることのできないトレセン内の、
詳しい初期調教の方法を詳しく教えて頂けました!
持田先生、山崎先生、
大変貴重な時間を過ごす事ができました、
ありがとうございます(*^_^*)
講演会の後、
教わったことの復習をしつつ
「あの場合、学校の馬だったらどうだろう?」
「今度調馬索の時にあれやってみよう」
という生徒たちの声がたくさん聞こえてきましたよヽ(´▽`)/
今日学んだことを是非、
日々の学校生活でも生かしてくださいね☆
それでは次のブログでお会いしましょう
さようならヾ(*´∀`*)ノ
カテゴリー: メディア・課外イベント, 学校関連
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