サマータイム
九州南部でも12日に梅雨明け宣言がされました。この国際馬事学校が在る茨城県ももうすぐでしょう。
30度を超える暑い暑い今日。 すっかり真夏の陽射しです!
そんな夏の学校。午後2時。
馬場にも。
洗い場にも。
いつもならレッスンや学科をしている時間なのに誰もいない…。
そう、サマータイムスケジュールが開始されました!
JRAのトレーニングセンターなどでも行われているサマータイム。
夏は調教時間を早めないと、暑さで馬も人も身体に大きな負担がかかります。
それで朝の4:00には厩舎が動き始め、太陽が昇りきる頃には調教を全て終わらせるのです。
※逆に冬は遅めに始まります。
朝早い時間は馬場が凍っていたりして、これもまた馬の脚には良くありません。
ですから冬のトレセンでの調教開始は7:00です。
わが国際馬事学校も、朝はなんと4:50集合です。
それも5:00からレッスンを始めるためには、集合前に馬装を済ませておかなければいけません。
ですから実際に起床するのは4:00頃でしょうか?
そして5:00〜レッスン開始です!
朝なら涼しくて馬も生徒も気持ち良くレッスンを受けられそうですよね。
レッスンが終わると、やっと朝食です!
やっと、と言っても朝食は今までと変わらない時間なのですけどね。
これまでと大きく違うのは昼の休憩がとても長いこと。
大体10:00頃に解散して午後の集合が15:50!
午後のレッスンは夕方の太陽が弱まる時間から行うので、1日の終わりが少しだけ遅くなります。
睡眠不足が心配?
いいえ、大丈夫。
午後のレッスンや作業をする生徒たちはみんな元気です!
昼休みは何していたの? 「寝ていました!」なるほど、スッキリした良い顔です!
「昼寝したので大丈夫です!」 作業もいつも通りの力強さ。
「部屋で身体を休ませていました。」
女子の中には寝ていない子も少しいたようですが、それでも元気。
休憩時間が長いので生徒は寮に1回帰り休みます。
お昼寝しても良いし、勉強しても良いし。
各自、まとまった時間を活かしてくださいね!
午後のレッスンもいつも通り真剣に取り組みます。
夕方とはいえ暑さが残りますが、余裕の笑顔!
でも鐙(あぶみ)無しの軽速歩には四苦八苦しています。
とてもキツイのですが必死です!
でもさすがにレッスンが終わるとバテバテ…。
暑い上に、やはり乗馬は神経も体力も使いますからね。
足がガクガクしていました
サマータイム初日はまだまだ元気な生徒たちでした。
今までの生活でこれほど早く起きて行動することは無かったでしょう。
リズムができるまでは、とても辛いことだと思います。
けれど馬に携わるお仕事というのは、朝早く起きられないと務まりません。
生きているものを世話する以上、その動物の体調を最優先にするのは当然のことですものね。
馬のお仕事は、365日24時間気を抜くことはありません。
それでももちろん、働く人間にはお休みの日があります。
お休みを上手く使い、リフレッシュすること。
そうしたことを今から覚えていくことも必要かもしれませんね。
カテゴリー: 学校関連
3件のコメント
始まりましたね・・・ サマータイム
昨日はメールで『明日から早いし、早く寝る。』とありました。
初日はまだ気合が入っているので『ぜんぜん大丈夫!!』と
張り切っていました。
早朝は、涼しいし周りの雰囲気も違い気持ちがいいですね。
昼はしっかり休憩し、自分なりのリズムを作って欲しいですね。
サマータイム・・私の通っている乗馬クラブもありますよ★☆
朝の乗馬も気持ちよさそうですね!
トレーニングセンターでもあるんですね・・。初めて知りました・・・。
早く起きるなら、早く寝なきゃいけませんね!
頑張ってください。
>>ヴィクトリーさん
確かに初めてのサマータイムでみんな張り切っていますよね。
でも昼休みに睡眠をとらない生徒や、夜早く眠れない生徒は、そのうち疲れが出るかもしれません。
早く身体が慣れてくれると良いですよね。
>>馬好きん
生徒に聞いたところ、朝が早いからといって早く寝るのは難しいみたいですよ。
でも数日したら多分、部屋に戻ったとたん爆睡しそうですよね。
乗馬クラブでもサマータイムがあるのですか!?
やはり乗馬クラブもトレセンも馬の世界は一緒なのですね〜。
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