国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2011.12.30 金曜日

いつかあの場所へ。

年末のグランプリ・有馬記念を終えると「今年の競馬も終わりだなぁ」と感じる人は多いのではないでしょうか。


しかし競馬ファンにとってはJRAのレースだけが競馬ではありません(画像:川崎競馬場)
毎年12月29日に大井競馬場で行われる、東京大賞典。
JRA所属、NAR所属馬が集まり競うダートの大レースで、コアなファンなら東京大賞典がその年最後の大勝負です。

さらにその後も各地の競馬場では、大晦日や元日などに関係なくレースが開催されているのです!!


その大井競馬場で、去る27日と28日に、ある馬がデビューしました。
それは国際馬事学校お隣にある、走路実習など様々な面でお世話になっている栗山牧場さんが馬主の競走馬2頭。
2頭が牧場にいるときから、生徒たち(特に厩務員コースの生徒)は間近で成長を見てきました。
思い入れのある馬が競馬場で走るというのは、生徒にとっても素晴らしい出来事。
いつか、自分が直接関わった馬がデビューし勝利を挙げる日がくることを夢見て、さらに勉強に身が入ります!



馬主さんをはじめとして生産や育成、調教に携わる多くの人たちの、一頭の競走馬にかける想い。
ファンの夢やロマン。
JRAもNAR(地方競馬全国協会)ともに盛りたてていきたいものです
ご自宅の近くに競馬場があるという方は、ぜひお出掛けになってみませんか?







少し前の話になりますが、本校の騎手班生徒も、川崎競馬場へ行ってきたんですよ!!


この日に見学したのは、1月に地方競馬教養センター騎手課程を受験する3名。
NARの騎手は全国にある競馬場のいずれかに所属します。
大井でも園田でも川崎でも、どこに所属するとしても、教養センターを経て騎手免許をいただくことになります。

ですから、もしかしたら・・・もしかすると!?
数年後には、この場所で騎乗する日がくるかもしれませんね


目の前を駆け抜けていく競走馬は、映像で観る以上に凄い迫力です!!かなり速〜〜く感じますね


そして川崎競馬といえば「スパーキングナイター」と呼ばれるナイター競馬ですよね


ライトに浮かび上がる、色鮮やかな勝負服を身にまとう騎手と、鍛え上げられた競走馬の馬体がなんとも美しい〜〜


この日はJpn1(最高グレードのレース)である全日本2歳優駿があり、JRAの馬も出走していました。
多くのファンに応援されパドックを周回する騎手に、憧れと尊敬の瞳で見上げます。


今は憧れの場所だけれど、必ずいつか、あの場所に立ってやる。
強い意志を宿し、その日を目指して頑張りましょうね!!


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