ある日曜日
昨日に続き、平日とは感じが違う日曜日の様子を。これが、見ているほうにとってはなかなか新鮮なのです。
何といっても、敷地内に人が少ない。
人が多く活気がある平日に比べ、ゆったりした時の流れ。
休日にこんなのどかな風景に囲まれているととても贅沢な気持ちになります。
とはいえ、生徒たちにとってはいつもと同じ。
学科以外の毎日やっていることを、今日も頑張るだけです。
今日の当番は、3班と4班で〜す

厩舎作業も平日休日関係なく毎日の事。
両側にある馬房から、ボロをどんどん通路に出していきます。

こうしてスコップで次々と放っていくのです。
こんなところにいたら邪魔だねごめんね。
そしてレッスン開始です。

今日は20×40Mの馬場を2つ作り、二手に別れてレッスンです。
1年生は左側。(1年生の乗馬経験者を含む)先輩たちは右側。

1年生には新しいスタッフの篠原先生が指導にあたりました。
大西先生に生徒について聞きながら、熱心に教えて下さいます。

駈歩(かけあし)が出なくてちょっと戸惑い気味かな?
馬に乗り手の意思をしっかりと伝えるのはとても大変なことなのです。

最近、だいぶ乗馬の姿勢が良くなったとの話ですよ。
自分じゃ気付かなくても、周りの人は、その成長をちゃ〜んと見ているのです

こちらは先輩。
坂井先生にアドバイスをもらい個別にレッスンに取り組みます。

経験を重ねた生徒ならではの表情?
馬に乗っている時も、1年生に比べるとやはりリラックスしているように見えます。
おや、洗い場ではなにやら物音が。

こちらの渋いお兄さんはどなた?
じつはこの方、馬の蹄に関するプロである装蹄師さんなのです!
削蹄(さくてい=蹄を削る、蹄は人間で言う爪なので定期的に手入れをしないといけないのです)や
蹄鉄の交換(靴と一緒で磨り減ってしまうのでこれも定期的に)などのために
たいてい日曜日にいらっしゃいます。
画像ではその迫力は伝わらないのですが…。競馬場や牧場で眺めているのと違い、至近距離で見上げると馬は想像以上に大きいのです。
近くで見ると、初めはちょっと怖いと感じるかも。
もし、馬が何かに興奮して蹴り上げたときに人が後ろにいると大怪我にも繋がります。
ですから馬の扱いを学んでいない素人がうかつに近づくのは危険です。
そんな大きな馬をこんなにヒョイヒョイ扱えるなんてさすがです。

蹄のウラはこんなんなってます。
こういうのも日曜日ならではの光景ですね。
さてレッスンも終わり。

レッスンに乗せてくれた馬たちのお手入れです。
馬房に戻る前に必ずこうしてキレイにしてあげるのです。

愛情たっぷり。馬も気持ち良さそう。
毎日お世話しているので可愛いでしょうね。
そして食堂がお休みの日曜日は、お昼になるとみんなで車に乗りこみ、買出しへと出かけます。
おかずいっぱいの、こんなのや
この季節にピッタリのこんなの。各自好きなものを食べますが、育ち盛りの大切な体。
しっかりしたものを食べたいですよね。
全ての作業が終わり…。

もう馬も出さないので、洗い場や、馬場へと続くところをしっかり掃除します。
厩舎というのはいつでも清潔に。
絶対に汚いままにしておいてはいけません。
最後は反省会。
雨も降ってきたので、これで解散です。
明日からまた通常授業。
新しい一週間が始まります。
番外。

お休みの1班の2人発見!
「これからちょっと、つくばへ買い物に…。」
この辺りで一番大きな街だからね。
でもすごく遠いよ。
雨がひどくならないうちに気をつけて帰ってきてね。
カテゴリー: 学校関連

3件のコメント
ブログ更新・・・お疲れ様です。 大変嬉しいです。
土日は休み班もあり、話は聞いていましたが、こんな感じなんですね。
蹄鉄の交換、JRA競馬学校を見学に行った際、たまたま交換されていて
特別に見せていただいたことがあります。
近距離のド迫力にびっくりしました。
日曜は食堂がお休みですが、買出し車を出していただいているようで
安心しています。
番外編お2人のように、原付があると少し遠くまでいけますね。
安全運転で〜
駈足が出ないときって、あせりますよね・・・・。
「早くでろーー!」
って思うときもあります・・・。
厩舎作業ってすごく楽しそうです!!
私もやってみたい。
みんな、頑張って下さいね。でも、健康には気をつけて!
季節の変わり目は気をつけないと!
買い物・・いいですね!
>>ヴィクトリーさん
お休みの日は、いつも張り切っている生徒たちの「素」の顔が可愛いですよ♪
お昼寝していた寝起き顔の子、
両親からの援助物資が待ち遠しく、「まだ届きませんか?」と何度も事務所に確認に来る子など。
しっかりしている子でも、やはりまだ10代なんだなぁと改めて感じることが多く、大人たちで見守っていなければという気持ちになります。
>>馬好きさん
あら、わかってらっしゃいますね〜。
部班(複数の馬が号令で全く同じ行動をとる)の時に、自分の馬だけ遅れると
切ないですよね。
厩舎作業は、「よく働いたぁ!」という気分になれてなかなか楽しいですよ。
でも、たまにするから良いのだと、筋肉痛で思い知らされる年頃です…。
馬の世界で働く人は毎日ですものね。
本当、健康は一番大切ですね。
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