国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2009.7.16 木曜日

競馬学校見学です。

全員揃ってますか〜?

「はーい!大丈夫でーす!」

学校の大型バスに乗り込んで笑顔の生徒たち。
本日は全員で千葉県白井市にある日本中央競馬会の競馬学校見学です!


バスの中の生徒たちは元気!

これ、明日に行われる選抜試験の乗馬で、どの馬に乗るかジャンケンで決めているのです。
やはり人と馬の相性というものがあるのでしょう、かなり力が入っていました!


なんてことをしているうちに競馬学校到着。

美浦トレーニングセンターがまだ出来る前。
競馬場に各厩舎があり、中山所属・東京所属などとなっていました。
白井にある施設はその当時は中山競馬場の分場であり、ここで馬や人が生活し、調教をしていたのです。

昭和53年の美浦トレーニングセンターの開設によって、今まで分かれていた厩舎の全てが移転。
その後、昭和57年にこの跡地を利用し、日本中央競馬会の付属機関として競馬学校が出来たわけです。


厩舎の前で記念撮影。

走路や覆い馬場、厩舎、寮などを、係の方に説明していただきながら一つ一つ見ていきます。
競馬学校の寮生活がとても厳しいものだということもわかりました。
たった3年しかない学校生活。
プロの騎手を養成するためには、徹底した教育を受けなければならないのでしょうね。

印象的な言葉がありました。

 「最近は昔のイメージと違い、競馬もスポーツ観戦の一つとして考え楽しむ人が増えてきました。
 騎手もスポーツ選手と認識されているのでしょう。
 ですから、競馬に携わる仕事に就きたいと考え、実際にそうなった時には責任を持っていただきたい。 
 1人のした事がその世界全体のイメージに影響を与えるという自覚とともに行動してほしいですね。」


責任と自覚。
その重さは、大人になれば経験することです。
社会人となって問題が起きたとき、また成し遂げなければならないことがあったとき、身をもって痛感するでしょう。

しかし競馬の世界を志す人間は、それがたとえ10代の少年であってもその重さと向き合わなければいけないのです。
甘くない世界。
でもそんな世界に足を踏み入れようとしている生徒たちです。

この競馬学校に入学するにあたっては、もちろん受験があります。
全国各地からこの学校を目指し集まるわけですから、ものすごい倍率となっています。
相当の覚悟をもって臨まないとその少数の中には通用しない、じつに厳しいものなのです。


身が引き締まる思いで競馬学校を後にした生徒たち。
帰りのバスの中。

あらら。
早朝から飼い付けや厩舎作業をして、その後もずっと気が張っていましたからね。
到着するまでお休みなさい。


神谷先生も、すごい姿勢ですね〜。

実は神谷先生、14日に奥様が初めてのお子さんを出産したばかりなのです!
この1週間ほど、朝から夕方まで学校にいた後はずっと病院で付き添い、出産を待つ日々。
まだかまだかと落ち着かない日々だったでしょうね。
やっと安心して眠れますね。

おめでとうございます♪
これからはパパさん。頑張ってくださいね!!






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2件のコメント

  • ヴィクトリー より:

    神谷先生。おめでとうございます。
    親になり、生徒ともかかわりが、違う方向から見え、また新鮮に思えると思います。
    奥様が入院されている間、ゆっくり休んでください。

    競馬界を夢見る生徒は、JRA競馬学校は憧れの地ですね・・・。
    しっかり、何かをつかんで帰ったと思います。

    みんな、本当頑張れ〜。
    楽しみです。

  • 管理人 より:

    >>ヴィクトリーさん
    神谷先生は19日に退院された奥さまとお子さんと、待望の3人暮らしが始まりました♪
    子供を持つということは、大変なことも多いでしょうが喜びはそれ以上ですよね。
    まだ25歳の神谷先生、今までは生徒のお兄さんのような感覚だったのですが、やはりパパさんになると頼もしく思えます。
    これからも生徒の良き相談相手になってくれる事と思います。

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