国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2010.11.20 土曜日

ドイツ研修を終えて。〜南里奈〜

こんにちは。
高校課程2年生、乗馬選手・インストラクターコースの南里奈です。





11月2日〜16日の2週間のドイツ研修に、同じ歳の3人で参加しました(1番左が私です)。
毎日馬に乗るだけじゃなく、各地での競技会を観たり、市内観光に出かけたり、とても楽しい研修旅行でした。

私は今まで海外に行ったことが無いので、はじめは楽しみで、それと不安な気持ちも半分ありました。
でも、いざドイツに行き生活してみると、周りは優しい人ばかり。
ドイツ語や英語がわからない私たちにも、簡単な単語やジェスチャーを使い話しかけてくれて、すぐに不安なんて消えてしまいました。




1週目の日曜日は、屋内での障害飛越競技を観に行きました。


壁のアレンジも障害のデザインも素敵です。屋内なのにグリーンが多く、すごくオシャレでした。

そこは狭い範囲に障害がたくさんあって、騎乗していても急な回転を強いられることが多いです。
それなのに乗っている人はみんな、障害を越えたあとに馬に走られることもなく、正確に飛越していたのが凄いと思いました。

(注:障害飛越の際、勢いづいてしまい馬が走る=スピードを出してしまうことがあります。
なので騎乗している騎手は、馬を上手くコントロールしてあげなければなりません。)


ドイツでは競技会がとても盛んで、毎週どこかしらで行われています。
日本とは違い、乗馬は身近なスポーツなんですね。




2週目の日曜日も競技会を観ました。



ここには研修先のリゲス先生やモニカ先生、それぞれの娘さんたちが出場しています。

この競技会はタイムよりも、障害の飛越姿勢やペースを見る採点式。
出場しているのはほとんどが、私より年下の小学生や中学生ですが、みんな私よりもずっと上手でした。
踏み切りが間に合わなくてもすぐに立て直して次の障害に向かっていたし、高い障害でもためらうことなく飛越していました。

私も頑張ってあんなふうに乗れるようになりたいです。





観光では、ドイツのケルン市にあるケルン大聖堂に行きました。



ケルン大聖堂はとにかく大きくて、写真に入りきらないほどです。
この教会を建て始めたのは何百年も前で、重機も道具も限られている時代。
それなのに、どうやってこんなに大きなものが建てられたのか、とても不思議でした。
 

中に入るとたくさんのステンドグラスが迎えてくれます。


すごく綺麗でした〜♪凝った細かい装飾に、ヨーロッパの歴史を感じます。


一緒に行った佐藤ちゃんと。ドイツでは食べ物も美味しくて2人で食べまくり、少し太ってしまいました・・・。






さて1番の目的である、リゲス厩舎での乗馬研修です。






騎乗では、騎手の姿勢を主に練習しました。
私は肩が前にいって脇が開いて、脚が前のほうへいってしまうので、それを直すように気をつけて乗りました。

あと、自分が苦手なタイプの馬に乗ると、自分の悪いところが全部出てしまいます。
だからこそ逆に、練習のためには、苦手な馬に進んで乗るようにした方が良いと言われました。


もっと落ち着いて馬に乗ることが出来るように。
1つの指示が馬に伝わらなかったらすぐに、違う指示を試すように。
いろいろなことを「考えながら騎乗する」ことが出来るように、これから心がけたいと思います。




ドイツ研修では今まで知らなかったこと、気づかなかったものを学ぶことが出来ました。
学校に戻っても、この経験で得たことを忘れずに毎日を過ごしたいと思います。



リゲス厩舎の皆さん、引率のさやか先生、今回の研修に参加させてくれた両親、学校で私の担当馬の世話をしてくれた皆。
全ての人に、感謝します。ありがとうございました。





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1件のコメント

  • 通りすがりのK より:

    ドイツ研修お疲れさまでした

    とっても楽しく
    そしてためになったみたいですね

    馬が身近にある環境というのは
    とてもうらやましいですね

    僕ももっとはやく馬に
    出会いたかった

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