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2014.6.1 日曜日

さあ、日本ダービー

 2014年6月1日(日)

 本日東京競馬場において、「競馬の祭典」東京優駿(日本ダービー)が開催されます。

ダービーは、いわゆる3歳馬のクラシック3冠レース(皐月賞・ダービー・菊花賞)の中でも一番大きなレースで、サラブレッドにとっては一生に一度のレースであり、ジョッキーをはじめ競馬関係者にとっては1年で1番目標にしてるレースと言えるでしょう。

 今日の東京競馬の10レース15時40分発走、芝2400メートルで行われるダービーですが、今年で81回目になります。

 日本ダービーはイギリスのダービーに模して始まったといわれていますが、その英ダービーは創設が1780年、今年はなんと235回になります。

 235年前というと日本はまだ江戸時代で、ちょんまげ姿に刀を差して、徳川幕府による鎖国時代だったんですよね。

 他の競馬主要国であるフランスの仏ダービーの創設が1836年。

 アイルランドのアイリッシュダービーの創設が1866年。

 まだ江戸時代です(笑)。
しかし、そろそろ黒船がきたり、坂本竜馬などが現れ徳川幕府の終わりが近づいています。

 大政奉還があり明治時代になったのが1868年で、文明開化とかいってる頃の1875年にアメリカのケンタッキーダービーが創設されました。

 こう考えてみると、日本ダービーの1回目が1932年で昭和に入ってからですから、欧米に比べると大分遅れていますね。


 さて、その日本ダービーですが、2011年産まれの7123頭の頂点に立つのはどの馬でしょうか?

 前売段階での1番人気は皐月賞を勝ったイスラボニータ。

 2番人気は皐月賞2着のトゥザワールド。

 3番人気が皐月賞4着のワンアンドオンリー。

 4番人気が皐月賞11着のトーセンスターダム。

 5番人気が桜花賞2着の牝馬レッドリヴェールと続いているようです。


 皐月賞組が上位人気を占めてるみたいですが、中山競馬場から東京競馬場の左回りに変わって、また直線も長くなるし、距離も2000mから2400mと400m伸びます。
 それに、皐月賞の疲れがなかなか抜けない馬もいれば、皐月賞を使ってからグンと調子を上げてる馬もいるでしょう。
 皐月賞に限らず、どの馬も前走後の調子の変化は勝ち馬を推測する上で重要なファクターになりますね。


 また騎手を考えてみると、ダービーを勝つとダービージョッキーと呼ばれるようになります。
 ジョッキーであれば誰でも欲しい称号であり、勝った事のあるジョッキーにしてみれば何度でも勝ちたいレースがダービーなんでしょうね。

 
 今年のダービーには、地方競馬出身の騎手が4人出場します。
 そのうち岩田と内田は既にダービーを勝っていますが、戸崎と小牧はまだ勝っていません。

 個人的には、現在のJRAリーディングジョッキーの戸崎圭太に注目しています。


 地方競馬の騎手といえば、今年金沢競馬でデビューした馬事学校卒業生の中島龍也の活躍をご存知でしょうか?

 今年4月6日の初騎乗以来2ヶ月で15勝と上々の成績を残しています。

 2ヶ月で126鞍騎乗してるんですが、そのうち約1割にあたる13頭の1番人気馬に乗っています。
 デビューしたてで人気になるような馬に乗せてもらえるのも有難いことですし、ちょっと褒めてあげたいのは、13頭のうち9勝2着4回と連対率100%の成績を上げてることです。
 
 1番人気の馬なんだから走って当たり前なのかも知れないけど、騎乗依頼して下さった厩舎関係者や、馬券を買ってるファンを裏切らない事はとっても大事な事だと思います。

 これからも精進したまえ、中島君!(笑)



 ダービーの話題から大分外れてしまったけど、発走までまだ時間があるので、
もう少し勝ち馬検討する事にします。


 

 

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