国際馬事学校の学校ブログ | 国際馬事学校
2010.3.6 土曜日

鴨宮祥行、旅立ちます。

皆さん、こんにちは

今年4月に、地方競馬教養センター騎手課程に入学する、大阪府出身・鴨宮祥行(かもみや・よしき)です。

卒業式を1週間前に終え、入学準備のこともあり大阪の自宅へ戻るため、今日、この国際馬事学校を発つことになりました。


この国際馬事学校に入学してから1年が経ちますが、ホンマあっという間に過ぎたような。
何となく、今まで生きてきた15年間よりも、この1年間の方がいろいろなことがあったせいか、すごく濃い時間だった気がします。


4月に入学して、初めて経験する厩舎作業や、親元を離れて知らない人との寮生活など。
初めの頃は「キッツイわぁ〜」とばかり考えていました。

でも1日1日と生活に慣れて、仲間と群れるようになってくると、だんだんこの生活が楽しく思えてきました。
この頃は洗濯や掃除も、新鮮で面白くやっていたのですが…。
6月あたりには、もう面倒くさくなってしまって、親のありがたみがとてもよくわかりました。




7月に入るとJRA競馬学校入学試験に向けて、体力トレーニングも始まりました。
学科や乗馬レッスンもどんどん本格的で濃い内容になってきて、休みを返上して頑張りました。

あの頃はホンマ、自分でもよくやったなぁと思いますこの経験を、これからも活かしていきます。



11月には、ツラい夏をともに乗り越えた伴が、JRA競馬学校に合格!!
まるで自分のことのように嬉しくて、伴と喜び合いました。

そして僕も、年が明けた1月に地方競馬教養センターの騎手課程入学試験を受け無事合格して、伴と一緒に卒業できました。

これからは別々の生活だけど、目指すところは同じ。お互い頑張ってジョッキーになって、いつか、同じ舞台で戦おうな〜


ホンマ、この学校に入っていろんな思い出ができました。
楽しい仲間がいっぱいいるし、大西先生のレースの話も面白かったです。

大西先生とは、2人でよくふざけあっていました。

大西先生は真顔で嘘をつくので最初のうちは困ったけど、そのうち嘘だとわかるようになりました。
一見とっつきにくそうに見えますが、話すと面白い人です。
騎手になりたいと本気で思うなら、ダービージョッキーの大西先生のアドバイスはすごく役立ちます。
このような経験は、この学校でしかできません。


また、他の先生方もとてもフレンドリーなので、いつも良い雰囲気の中でレッスンが受けられます。



大西先生や池田先生など、先生方みんな、上達させようと一生懸命レッスンしてくださって、ありがとうございました。
社会に出ても立派にやっていけるよう時には厳しく、時には(ジュースをおごってくれたりして)優しく接してくださいました。
食堂のチーフ、お姉さん方、健康を気遣いながら毎日の食事を作ってくださって、ありがとうございました。
学校関係者様をはじめとするスタッフの皆さんも、良い環境を作るために活動していただき、ありがとうございました。

この1年間をひと言で表すと、「感謝」の2文字につきます。



最後になりますが、この「感謝」をいつでも心に置き、この先の大きな目標に向かって、突っ走っていきたいと思います。

なにわのジョッキー・鴨宮祥行、これからも頑張ります!



1年間応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!










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3件のコメント

  • monkey より:

    ガンバ!!!なにわのジョッキー!!!

    将来なにわのジョッキーとテレビだ紹介されるのかな・・・・?
    そのときはこの国際馬事学校とともに思い出します!

    地方からJRAへ羽ばたけ難波のジョッキー¥(*_*)/////////

  • 馬好き より:

    もう、国際馬事学校を出てしまうのですね・・・。
    さみしいですけど、頑張ってくださいね!!
    応援してますからっ!!
    いつか、競馬場で見れるのを楽しみに待ってます!!
    たくさんの、汗を流してください。
    夢をあきらめてはいけませんよ。
    応援してます。

  • 管理人 より:

    monkeyさん、馬好きさん、応援していただいてありがとうございます!
    卒業した鴨宮くんの代わりに、コメントのお礼を申し上げます。

    >>monkeyさん
    「なにわのジョッキー」は大西先生が命名しました♪
    鴨宮くんも気に入ってくれた様子。
    競馬場で「なにわのジョッキー 鴨宮祥行」の横断幕が見たいですよね〜。

    >>馬好きさん
    鴨宮くんの元気でよく響く高い声は、馬場や食堂から、事務所に居るスタッフたちにも聞こえていました。
    その声で「あぁ、解散して食事の時間なんだな。」「レッスンが始まったね。」と、外の状況がわかったものです。
    居ないことに慣れるのは、いつになるのでしょうね。
    また会える日を楽しみに待っています。
    応援してくださる皆さんの気持ちとともに、頑張ってくれるはず!

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