こんにちは!
国際馬事学校高校課程2年生 厩務員養成コースの鳥山宏行といいます昨年、群馬県からこの茨城にやって来て、もう1年以上がたちました。
向かって右が僕、左は同じ2年生のSくんです。Sくんは東京出身です。
この学校の生徒は、全国から集まってきているので、話していると初めて知ることも多くて面白いです。
夕食後には、寮の部屋にいつもみんなで集まってゲームをしたり、音楽を聞いたりと、消灯まで楽しく過ごしています。
今日は、特別講師の大阪先生の騎乗レッスンがありました。
こぶしや脚の使い方を丁寧に教えてくださり、毎回ためになります。
自分が乗っていないときでも、馬からは目を離しません。
他の生徒の騎乗を見ることもまた、勉強になるんです。
大阪先生の言葉を聞き逃さないよう、意識を集中させています
今日は馬のハミ受けを重点的に練習しました。ハミ受けは、乗り手の意思を正しく伝える、とても大切なものです。
コントロールができるようになるには、まず、この馬とのコミュニケーションを一番に考えなければなりません。
今はまだまだ力不足ですが、少しずつでも上手くなっていければと思っています。
エルニドですレッスン後は、その日騎乗した馬の手入れをします。
学校では、日々の学科やレッスン以外にも、たくさんのイベントがあります。
美浦トレセンや競馬学校、牧場の見学では競馬の現場の空気に触れられるし、仕事の内容を詳しく知ることができます。
それに校内競技会、運動会、ソフトボールにボウリングなどなど、体を動かすことも多くて楽しいです。
最近では、先週の土曜日に筑波山遠足がありました。
今週の月曜日は、初めて船橋競馬場に行ってきました!
千葉サラブレッドセール(サラブレッド1歳、2歳)のお手伝いです。
これは千葉県両総馬匹農業協同組合が主催し、船橋競馬場で行われる馬のセリ市のこと。
船橋のサラブレッドセールを見るのは、初めてです。
とても活気があって、また行きたいと思うような場所でした。
今年は社台(日本で最大の競走馬生産牧場グループ)の馬が多いとの話。
それで例年以上に盛り上がるという噂は聞いていました。
でも自分の予想を、はるかに上回るほどの人で賑わっていました。
会場で頂いたかつサンド、すごく美味しかったです
セリでは一番安くて200万円くらいのスタート。
なんだか凄い世界というか、まるで遠い世界の話のようです。
4000万円以上もの最高価格がついた時は、会場全体がとても盛り上がっていたのを覚えています。
セリの時間は、みんなでずっと見学していました。
それまでは厩舎にいる馬の呼び出し、放馬止め・・・いろいろな仕事を手伝いました。
馬場で放馬止めをしている間は、間近で競走馬の調教を見ることができて、その迫力に感動。
普段の生活では滅多に感じることができないセリの雰囲気を味わえたことは、自分にとって貴重な経験でした。
とりあえず、今の一番の目標は、障害飛越試験に合格すること。そのため毎日のレッスンでは、とても力が入ります。
前回の試験では、自分が納得できるような騎乗ができなかったので、今度こそは上手くできるよう頑張ります
この学校で、こうして毎日いろいろな体験をし、自分の視野や世界が広がっていくのは楽しくて仕方ありません。
まだ高校課程を卒業するまでは時間があるので、もっともっと多くのことを学びたいと思っています。
これからも、よろしくお願いします!!
カテゴリー: 生徒ブログ
2件のコメント
お久しぶりです。
久しぶりにブログを見て、かなり進んでいたので
ビックリしました(笑)
200万円ですか!?
一番安いので。。っていわれても、私の世界からは
程遠いですね。。。
同じ、地球にいるのに価値観が違うというか・・。
私も、ハミ受けはとても苦手です・・・。
ついつい、ずっと強く引っ張ってしまったり。
悪戦苦闘します・・。
なのでいつも、馬に走られたり怒られたり
しちゃうんですよねーーーー・・・
>>馬好きさん
乗馬は繊細な、そして微妙な力加減を必要とするらしいですね〜。
先生の言ってることを頭で理解できても、「感覚」がわからない・・・とか。
とにかく騎乗経験を重ねること。
それがやはり、上手くなるためには大事なことなのでしょうね☆
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