ゆっくりと、でも確実に。
国際馬事学校、奥馬場のさらに奥のほう。ここには整備・保護されている平地林が、自然そのままに広がっています。
一角にはヤブコウジが群生していました。
ヤブコウジは、お正月にお馴染みの千両や万両と同じセンリョウ科。
十両とも呼ばれ、やはり縁起が良い植物のようです。
可愛らしい赤い実が、冬の訪れを感じさせますね。
非常にゆっくりと成長する、と言われるヤブコウジ。
それがこれほど群生するまでに、一体どれだけの年月を経たのでしょう。
人間も植物も、同じ。ゆっくりと、しかし確実に、成長していくのですね。
本校の生徒たちを見ていると、とてもそのことを実感できます。
変わらない毎日のようですが、半年前、1年前を思うとどれほど成長したことか。
言われたことは即、その場で直す。その心がけが大事です。
若さの長所は素直な気持ちと、まっすぐで熱い想い。それを忘れずにね
要求されることが少しずつ増えますが、応えてくれる生徒たちです。
ホースマンの世界では、まだまだ芽出しの時期。良い土壌をつくり、じっくりと栄養を蓄えているところです。
ぐんぐん大きくなり、花を咲かせるのはいつの日か。
その実が熟し、何かを遺すことが出来るようになるのはいつになるのか。
そんな日を楽しみに、今はゆっくりと成長を見守りたいと思います。
カテゴリー: 学校関連
2件のコメント
1年の終わりが1日1日近づいてきましたね
7週連続G1の3週目
ジャパンC
素晴らしいレースでしたね
降着がありましたが
1年前新馬戦で一目惚れした
ローズキングダムがついに勝ってくれました
クラシックでは勝ち切れず悔しい思いをしましたが
やっと花を咲かせてくれました
本当に嬉しいです
やはり競馬は最高です
>>通りすがりのKさん
1位入線のブエナビスタが降着になったとはいえ、ローズキングダムは十分な強さを見せてくれましたよね。
日刊スポーツ紙コラムにて、ローズを大本命にした大西先生も喜んでいます♪
頑張っても頑張っても結果が出なくて・・・。
ようやく手にした勲章。
それはきっと、たやすく手に入れたものより何倍も、ずっとずっと素晴らしい輝きだと思います。
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